平形スレート外壁よろい張り工法
「LAP-WALL」
窯業系内装材
「SOLIDO typeF shirasu」
2021年度グッドデザイン賞受賞
ラップウォール
シーリングレスの美しい仕上がりで
スタイリッシュな外壁デザインを演出
長年の実績を持つ、平形スレート屋根材を外壁材として
よろい葺きする「CBウォール工法」は来春より「LAP-WALL(ラップウォール)」として生まれ変わります。
シーリングレスによる美しい仕上がりとともに、屋根と外壁を同一の素材で構成することによる一体感あふれる
シームレスなデザインや、さまざまな色・柄・形状で
多種多様な外観デザインを演出できるという、他にない特徴を持つ「LAP-WALL」。
既存の建築表現領域を超越し、ユーザーの感性に働きかける、新しい選択肢を提供します。

ソリド タイプエフ シラス
火山由来のシラスを使用した
風合いのある調湿内装材
SOLIDO typeF shirasu(ソリド タイプエフ シラス)は、
火山由来のシラスと古紙パルプやセメント素材を合わせた、風合いのある調湿内装材です。
約3万年前南九州で起こった大規模な火山噴火によって降り
積もった堆積物がシラスで、その中でも長い年月を経て
黄色味を帯びた調湿効果のあるものを選び使用しました。
シラスの多孔質による調湿効果で、湿度が高いときは吸湿、湿度が低いときは放湿をします。
変化の大きい日本の気候風土に適した素材です。
商品情報SOLIDO typeF shirasu(内壁専用)
発売日:2021年3月
サイズ(mm) | 重量 | |
---|---|---|
10尺品 | 15×455(働き幅) ×3,030 |
約28kg |
6尺品 | 15×455(働き幅) ×1,820 |
約17kg |
3尺品 | 15×455(働き幅) ×910 |
約8.5kg |

審査員評価コメント
シラスは南九州で多く見られ、シラス台地とも呼ばれるその土地の利用においては、その多孔質で軽く脆い特性によって、災害への
影響など問題が多いとされてきた火山堆積物。本製品はそのシラスに着目した他にあまり類を見ない建材で、その多孔質な特徴を
活かして室内の調湿効果やその素朴な自然の風合いを存分に期待できる建材として開発していることは、その着目点も含め高い評価ができる。
審査員評価コメント
強靭な耐候性と自然な風合いを持つ同屋根材を外壁にまで流用し、建物全体のミニマルな一体感を演出することができる外壁材である。メンテナンスレスであることはさることながら、ノンシーリング且つコーナー材等も必要としない(内部での防水が前提)など、
グッドデザイン賞サイトでのご紹介細かなディテールに至るまで全体に美しい表現が可能であり、高いデザイン性を持つ点はこの材料の最大の特徴である。
また、これに近い意匠性が得られる材料として、アスファルトシングル材が上げられるが、本製品は材料そのものが不燃材であり、
更にメンテナンスレス30年と耐候性にも遥かに優れる為、その優位性は明らかであろう。この製品ラインナップには遮熱性能を有する
ものもあり、そういった省エネ性能にも今後期待が出来る。