1時間耐火構造物件にルーガ、窯業系サイディングを採用し
明るく、美しく、開放的な外観を実現。

歴史ある教会が運営する認定こども園。

1970年設立の加古川バプテスト教会が運営する「ちいろば保育園」は、キリスト教の精神に基づいた教育で、子供の健やかな成長をお手伝いする保育園です。設計を担当されたのは、これまでにも数多くの保育園を手掛けてこられ、豊富な実績をお持ちの「大西一級建築設計事務所」様です。幼児が主役の場所として「明るく、楽しく、わくわく」する設計を意識され、耐火建築物の法規制をクリアするための配慮も随所に施されています。

多彩な色柄バリエーションが魅力的な窯業系サイディング。

外観デザインは屋根にオレンジ系、外壁にオレンジ、ベージュ系の明るくて、温かみのあるカラーでまとめられています。またファサードに十字架を配置することで、教会のイメージを持たせています。外壁は当初ALCを検討されていましたが、ケイミューの窯業系サイディングで耐火建築物の法規制をクリアできることを知り、またALCでは表現できない豊かな柄・多色塗装に魅力を感じて頂き、3種類の窯業系サイディングが採用となりました。

幼児が集う場所にふさわしい明るく、美しく、開放的な外観。

屋根は当初、お施主様のご要望で南欧風イメージのS型瓦を考えられていましたが、保育園の屋根勾配と流れ長さでは使用できないことがわかりました。そこでモダンデザインの瓦で、オレンジ色が美しいルーガ［雅］が選ばれました。大西氏は施工事例写真、パース、サンプル等で検討し、S型瓦に遜色ない仕上がりになると自信を深めて、お施主様をご説得。明るく、美しく、開放的に仕上がった外観に、お施主様も大変喜ばれています。