高槻に住む子どもたちの未来を育む公共施設に
耐火構造認定を取得したケイミュー外壁材をご採用。
株式会社 大建設計
大阪事務所
岸本 大毅 氏
高槻市民の子育てサポート、保育のプロ育成を目的にした公共施設。
子育て支援に積極的に取り組まれている高槻市様が2019年4月にオープンした高槻子ども未来館。1階に全日保育や病児保育、休日一時預かりなどに対応する認定こども園、2階に親子の健やかな育ちをサポートする子ども保健センター、3階に子育て支援人材育成施設を備えた多機能型保育施設です。未来館を建てるにあたり、高槻市様が策定された構造体(鉄骨造3階建て+木造2階建て)・各階の間取り・外壁(窯業系サイディング)などの基本設計をもとに、大建設計様では実施設計と工事監理をご担当されました。
〈内装材指定なし〉の仕様が自由な設計、施工性向上に貢献。
未来館は、準防火地域内で鉄骨3階建てであることから建築基準法において、外壁として使用される窯業系サイディングには1時間耐火構造が求められていました。設計を担当された岸本氏は、ケイミューの窯業系サイディングが屋外側のみの施工※で1時間耐火構造認定を取得していることに注目し、「内装材の指定がないことで、より自由に設計できる」と考えられました。内装材の指定がある場合、スラブに達するまで施工することになり、天井裏の換気ダクトなど貫通する部分の耐火処理を屋内側と屋外側の両方で施工する必要がでてきますが「内装材の指定がなければ、屋外側だけの施工で済ませることができるため、壁だけでなく床・天井の納まりにもメリットが生まれる。工事店さんも施工しやすかったのでは」との評価をいただいております。
地域のランドマークとしての役割と周囲景観への調和を両立。
子どもが主役となる未来館の外観は、木の温もりをイメージした木目柄のブルレウッドUやセフィロウッド、落ち着きを感じさせる塗り壁調のフィオットなど、親しみやすい印象をあたえる色・柄でコーディネート。3階建て・施工高さ17mの建築物は地域のランドマークとしての役割を果たしながら、周囲の景観にも調和しています。また公共施設はこれから何十年も使われていくものであり、稼働しはじめるとメンテナンスがしにくいため外壁材の耐候性にも配慮し、「光触媒や超親水性によって汚れがつきにくい「光セラ」を選んだ」とのことです。
ネオロック・光セラ16 セラトピア
ブルレウッドU
QFブルレ チタン ブラウン
ネオロック・光セラ16 セラトピア
ブルレウッドU
QFブルレ チタン ナチュラル