「外観を住宅街の風景と素材レベルで連続させる」という思いから、
住宅屋根材の主流である「カラーベスト」を採用。

カナエル神奈川西支店[神奈川県]

事務所 鉄骨造 屋根材 外壁材 採用商品

株式会社キノアーキテクツ

木下昌大氏

風景やコミュニティをつなぐ企業支社兼ショウルーム。

多くの人や車が行き交う国道246号のロードサイドで、ひときわ目をひく外観の「カナエル神奈川西支店」。大小の住宅を集めて大きな建物をつくったようなシルエットを持つ企業支社兼ショウルームを設計されたのは「キノアーキテクツ」様です。地域に密着した企業として、お客様や近隣住民の方に親しまれる場所にしたいとのお施主様のご要望にお応えし、民間企業の枠を超えて、地域に根差した公共性のある建物となることを目指されました。

“分断された風景をつなぐ”建物の屋根材、それが「カラーベスト」。

外観の設計に当たり木下氏は、「近隣の商業施設と住宅街の“分断された風景をつなぐ”建物として、住宅でよく使われている素材を採用したい」「素材の中でも、建物や街並みのイメージをつくるうえで屋根材が大きな役割を果たす」と考え、現代の住宅屋根材の主流である「カラーベスト」に白羽の矢を立てました。また「カラーベスト」は、住宅屋根材として長年に渡って普及しており、耐候性や耐久性等の機能面で安心感があったことも、採用の決め手のひとつになっています。

CBウォール工法により、「カラーベスト」を外壁にも使用。

都市部の建物は、法規制により軒をあまり出せないケースが多く、メリハリの少ない外観になりやすい傾向にあります。そこでカナエル神奈川西支店では「CBウォール工法」により、屋根だけでなく外壁にも「カラーベスト」を使用しています。シルバーホワイトの屋根材で統一した外観は、シンプルでありながら、洗練された力強さを感じさせるイメージに仕上げることができ、周りの風景に調和しながらも、埋没することなく、その存在感を主張しています。

施設情報

建築:
カナエル神奈川西支店
設計:
株式会社キノアーキテクツ
施工事例集サイトで確認KMEW DESIGN AWARD受賞