三角屋根の連なりとCBウォール工法で、
「つながり」を表現した立ち寄り温泉施設が誕生。

地域間交流施設 金桁温泉[熊本県]

各種施設 木造 屋根材 外壁材 採用商品

株式会社 太陽設計

代表取締役社長 田中 一樹 氏

「金桁温泉」復活を担う温泉施設は連続した三角の屋根が印象的。

熊本県宇城市の三角西港は明治三大築港の一つと呼ばれ、2015年に世界文化遺産に登録。これを機に観光や地域コミュニティの活性化を目指し市政が中心となって計画されたのが、三角町でかつて栄えていた金桁温泉の復活です。約130年の歴史を誇りながら、灯火が消えてしまった温泉地に「地域間交流施設 金桁温泉」が新たな産声をあげました。三角町の名前をイメージさせる三角屋根の連なりが印象的な温泉施設に、カラーベストのCBウォール工法をご採用いただきました。

3つの「つながり」を表現するカラーベストの屋根・外壁一体仕上げ。

宇城市から天草市への「つながり」、地域の人と人の「つながり」、過去から未来への時の「つながり」を外観デザインで表現したいと考えていた太陽設計様。三角屋根の連なりと、その屋根から外壁にかけて同じ建材を使って一体感のあるつながりを持たせるために選ばれたのが、カラーベストのCBウォール工法でした。屋根と外壁の境界をはじめ、出隅部や入隅部など細部まで継ぎ目なく美しく見せることに配慮した外観デザインは、海と山に囲まれた豊かな自然の一部として、シームレスに調和しています。

緑豊かな自然を想起させるシャッフルカラー。

宇城市様へのご提案に際して、太陽設計様では施設候補地を含む周辺エリアの模型を制作。土地の形状や風景にマッチする建材としてカラーベストを選定し、自然を想起させるシャッフルカラーで仕上げました。「自然は多様な色の組み合わせでできている。カラーバリエーションが充実しているカラーベストの中から3色を使って、自然のイメージに近づけた」と田中氏。「日差しによって外観の表情が変化し、特に晴れた日に見るグラデーションが本当に美しい」と満足そうなご様子で語っていただきました。宇城市様からも見た目の美しさをはじめ、紫外線による色あせに強く、メンテナンス費用が抑えられる点で高い評価を得ているとのことです。

施設情報

建築:
地域間交流施設 金桁温泉
設計:
株式会社 太陽設計
施工事例集サイトで確認KMEW DESIGN AWARD受賞