「フィエルテ」と出会い、生まれたアイデアをもとに
外観コーディネート。
株式会社 竜廣設計
熊澤 千春 氏
“地域密着”の事業ポリシーに沿った親しみやすい外観コーディネート。
キョーワ薬局様は東海地方を中心に80店舗以上を展開する保険薬局です。4月にオープンした御器所店は、周囲が閑静な住宅街ということもあり、2階を地域の方々がイベントや集会に利用できるコミュニティスペースにしました。事業ポリシーである“地域密着”を新しいスタイルで提供するユニークな試みです。この新店舗の設計を担われた熊澤氏は、事業ポリシーに沿った地域の方に親しみやすい外観コーディネート考えられていました。
「フィエルテ」からインスピレーションを得て外観コーディネートを再提案。
キョーワ薬局様からのご要望はナチュラルな木目調の外観でした。それを踏まえて3種類のパターンをご提案し終えた後に、ケイミューの窯業系外壁材の新商品「フィエルテ」を知りました。特に気に入られたのが塗り壁の温かさや味わいを持つ「QF フィエルテ チタン レイヤー」。今までにない面白いデザインに「ピピッときた」そうです。キョーワ薬局様のコーポレートカラーであるオレンジ色にも調和すると確信し、「外壁からスタートするコーディネートがあってもいいのでは」と、当初の提案の結果を待たずして、フィエルテを使った提案を持ち込まれました。
周囲の景観と調和しながら、さりげなく個性を主張。
新しいコーディネートプランは、当初からのナチュラル路線を踏襲しながら、フィエルテを中心に据え、ブラックのサッシやパラペットをアクセントにすることで、モダンで都会的な雰囲気を狙いました。「QF フィエルテ チタン レイヤー」は色柄が個性的なので、シンプルにスッキリまとめるよう気を配られたとのこと。キョーワ薬局様の快諾をいただいて完成した店舗は、周囲の景観と調和しながらも、さりげなく個性を主張することに成功しています。ふだんは住宅の設計を手掛けることが多く、いろいろなチャレンジができる店舗などの仕事は面白いとおっしゃる熊澤氏。今回の仕事は「フィエルテからすべてが始まった」と振り返っておられました。