創業75周年企業の物流センター。次の100年、150年に向けて
選ばれたのは、歳月とともに表情が変化する外壁材でした。
株式会社 松菱
代表取締役社長
松尾 茂樹 氏
大和ハウス工業
株式会社
小島 淳弘 氏
大和ハウス工業
株式会社
松本 結衣 氏
機能性と美しさを兼ね備えた次世代の物流センターが完成。
株式会社 松菱様は関西を中心に9つの物流センターをもつ総合物流企業。2021年に創業75周年を迎えるのを機に、老朽化した施設の統廃合と新設を計画され、大都市圏にアクセスしやすい茨木市に新たな拠点となる北大阪D.C.を設立。延床面積約9400u、4階建ての施設に、SOLIDOと、窯業系サイディングのフィエルテをご採用いただきました。黒と白のコントラストが美しい外観は、里山が残る自然豊かな環境に映えています。
歳月で変化するSOLIDOの風合いがオーナー様の想いを表現。
松菱様 代表取締役社長である松尾氏は、物流センターを新設するにあたって、DPL※のような外観で、外壁には金属系サンドイッチパネルを要望されていました。また社員が楽しく、誇りをもって働ける空間にしたいとの想いがあり、内装は温かみを感じられるデザインで、物流の無骨なイメージを一新したいと考えられていました。設計を担当された松本氏から外壁と内装の両方にSOLIDOを提案された際に、「SOLIDOは一枚一枚同じデザインがない。自然環境に影響され、歳月とともに素材の表情が移り変わる」との説明をうけ、松尾氏は「人に似ている」と感じられました。松菱に集まる一人一人個性のちがう社員が成長していく姿が思い浮かび、SOLIDOを気に入られました。外壁としてのアクセント使いから、エントランスや憩いの広場(食堂兼会議室)の内壁、各部屋のサインプレートに広げていくことで、内外のつながり感を表現。カフェのような親しみやすい雰囲気を生み出しています。
色柄だけでなく、サイディングが持つイメージまで使って温かみを演出。
外壁のベースは金属系サンドイッチパネルのシルバー色とし、北側の突出した部分にアクセントとしてSOLIDOを、玄関部分に窯業系サイディングのフィエルテを張り分けしています。「サイディングは住宅のイメージが強いですが、逆にそのイメージが温かみを連想。他の物流センターとの差別化を図れたのでは」と松本氏。サイディングはボーダータイル調など、表面デザインの細かいものが多いですが、フィエルテは大判石目調なので大型施設の外壁として使いやすく、高級感や重厚なイメージを演出できたとの評価をいただいております。