木耐協が平成17年1月14日に発表した「木造建築耐震診断 診断結果調査データ」の屋根材別の診断結果によると、「重い屋根(瓦屋根)」の住宅の約8割に耐震性に不安があるという結果が得られたそうです。一方、「軽い屋根」の住宅に関しては約6割に不安があるという結果です。今回の調査結果に対する木耐協の見解は、『重い屋根だから耐震性が低くなるというわけではなく、重い屋根の場合、必要壁量が増えるため、その壁量が担保されにくい状況になっている』というものです。
■屋根材別耐震診断結果
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平成12年7月1日から平成16年10月31日までに木耐協で実施した耐震診断61,419件の耐震診断結果について、屋根材別に総合評点を分析したものです。
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出典:木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)
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