耐凍害性

押し出し製法の外壁材は
耐凍害性に優れ、
寒冷地・積雪地での
使用に適しています。

対象商品
次世代外装パネル レジェール、ネオロックシリーズ、セラディールシリーズ、フィルテクトシリーズ

凍害とは…

外壁材の基材内部には目に見えないくらいの小さな空隙があります。
この中に雨や結露がたまり、その水分が凍結すると膨張し、クラックや基材破損の原因になります。
例えば、水をガラス容器に入れて凍結させると…

■フタ無し

■フタあり

基材の中の「独立空隙」が凍害を防止します

押し出し製法を採用した基材は、基材内部に大小多数の微細な「独立空隙」を形成しています。
この「独立空隙」が、水分凍結時の体積膨張による圧力を吸収緩和して凍害を防ぎます。

■独立空隙による圧力緩和のメカニズム

水が空隙の一部に含まれている状態です。

含まれる水が凍結するときに生じる圧力を
独立空隙が緩和し、凍害を防ぎます。

■独立空隙の大きさ

次世代外装パネル レジェール

表層部

気泡部

セラディール

ネオロック

フィルテクト

優れた耐凍害性は、厳しい実験で実証済み

厳寒の北海道で実験を繰り返し、
耐凍害性を評価しています。

[昼間]
加湿器で室内を高温多湿に保ち人工的に結露させ、
サイディングの裏面から十分に水分を吸収させます。
[夜間]
外気温が-10〜-20℃に下がり、水分が凍結します。

冬の間、これを120〜130回繰り返します。

厳しい寒さに襲われる実験施設

室内はあえて高温多湿に

性能・特長