typeM_FLAT
ご採用にあたり
ご採用の前に必ずご確認ください

FLAT(屋内壁)

FLAT(屋内床)

FLAT(屋外壁)

商品について

  • 本製品は素材から出た自然な色合いのため、一枚一枚の色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)の模様は、大きく異なります。
    色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)の模様の指定は、できませんのであらかじめご了承ください。

    色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)による返品については、ご対応しかねます。
  • 色味偏りの例の写真 本製品は施工配置により色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)の偏りが出る場合がございます。
    配置は、あらかじめ現場にて調整してください。
  • 欠けの例の写真 本製品の切断面に微細な欠けがありますが、
    不良品ではございません。
    あらかじめご了承ください。
  • バタつきの例の写真 年数が経過するにつれて、製品本体の反りおよびバタつきの発生、
    外観表面の白華(エフロレッセンス)部分の増減、
    自然環境により色味が変わる可能性があります。
  • 錆の例の写真 原材料に含まれる鉄分の影響で
    錆が生じる場合がございます。
  • 表面の線状痕(しわ)の例の写真 本製品の製造特性上、
    表面に線状痕(しわ)のある板が含まれる場合があります。
  • 本製品は意匠上、
    すり傷等が目立つ場合がございますのでご注意ください。
  • 水じみの例の写真 本製品はセメントを主原料とした製品であるため、
    水じみや汚れが目立つ場合があります。
  • 本製品は素材感を活かした仕上げのため、使用状況や歩行量によっては、
    白華(エフロレッセンス)の減少や汚れが付着する場合があります。
  • 小口面の形状例の写真 本製品の小口切断面は、
    製造仕様上、短辺側面が荒い切断面になっております。
    あらかじめご了承ください。
  • typeM_FLATヘリンボーンは、製造工程上その他の商品と比べて白華(エフロレッセンス)が多い場合がございます。あらかじめご了承ください。

設計上のご注意

  • 弊社が定めた「SOLIDO typeM_FLAT/SOLIDO typeM_FLAT 研磨 推奨施工法」(本ウェブサイトに掲載しています)、本ウェブサイトの「ご採用にあたり」「参考納まり図」をご確認いただき、ご採用者様にて、落下、脱落、破損等の事故が起きないように適切に設計・施工してください。
  • 適用範囲以外の用途で使用された場合の責任は、負いかねます。(本ウェブサイト 仕様ページをご確認ください)
  • 弊社が取得している防耐火構造認定は、下表の通りです。防耐火構造が必要な建築物を設計の際は、弊社取得認定が使用できるかご確認ください。

    防耐火構造認定一覧 認定資料取得

    認定区分   下地構造種類   認定番号※2   耐火等級
    防火構造 木造軸組  充てん断熱 無機系※1 PC030BE-3804(1)~(4) 2
    ㈱日本アクア「アクアフォーム」 PC030BE-3805(1)または(2)
    外張断熱 PC030BE-3634-2(1)~(4)
    木造枠組 PC030BE-2818-2(2)または(4)
    鉄骨造 PC030NE-0227-2(1)~(4)
    45分準耐火 木造軸組 QF045BE-1554(1)~(4) 3
    1時間準耐火 木造軸組 QF060BE-1521-1(1)または(2) 4
    1時間耐火 鉄骨造 FP060NE-0254(1)または(2) 4

    ※1 充てん断熱材としてはグラスウールまたはロックウールのみ適用できます。発泡プラスチック断熱材などは適用できません。

    ※2 認定番号末尾の( )は、認定仕様(断熱材・構造用面材等)により異なります。仕様の詳細については、本ウェブサイトに掲載している大臣認定別添をご参照ください。

    木造軸組構造のイメージ図
  • 曲面施工など本製品を曲げての施工は、割れや脱落の原因となるのでお止めください。
  • 防耐火規制等の法規制について、採用される認定や使用される部位の規制等を確認していただき、使用可否判断を行ってください。
  • 以下の場所での使用については、水や熱等の影響により変形・変色などの不具合のおそれがあるため推奨しておりません。
    水が常に溜まる場所、汚れが心配される場所(例:トイレ、洗面、キッチン周辺)で
    ご使用になる場合は、製品に水が溜まらないよう注意し、汚れが付着しにくいようにしてください。
    火気の使用により製品が高温になる場所(例:暖炉、ガスコンロ周辺)で
    ご使用になる場合は、火災予防条例等関連法規を確認し、製品に火が直接当たったり、高温にならないように製品と適切な距離をあける、または、遮熱板を設置する等の対策を行ってください。
    ※SOLIDO typeMは、製品仕様上、常時高温になるような場所ではご使用になれません。
    ※薪ストーブ等の器具をご使用の場合は、器具メーカーに適切な離隔距離をご確認ください。
    遮熱板設置例
  • 床暖房、直接熱の伝わる暖房器具の場所では、変形・変色・割れ・目地空きなどの不具合のおそれがあるため、ご使用いただけません。
  • 本製品は、戸建て住宅、マンションの玄関・土間、小規模店舗・事務所などの軽歩行の床にご使用ください。中歩行、重歩行の床にはご使用できません。
  • 素足での使用が想定される部位へはご使用いただけません。セメント製品のため端部や継ぎ目の凹凸でケガをするおそれがあります。
  • スロープ等勾配がある箇所は、滑るおそれがありますので、ご使用いただけません。
  • 階段の段鼻や玄関の上り框部分等へ施工の際は、端部が出っ張らないように施工してください。本製品が破損するおそれがあります。下図をご参照ください。
    段鼻、出っ張らないようにしてください
  • 床面で使用する際は、埃詰まり、隙間や段差の目立ちを軽減するため、「HLステンレス目地材」を使用するか、3~5mm程度あけて、目地材を充てんすることをお勧めします。
  • 充填目地材については、下地条件、使用環境に応じ適切なものを選定の上、ご使用ください。
  • 間接照明を当てる場合には、目地幅が狭いと不陸が強調されます。不陸調整が難しい場合は、目地幅を広くとることをお勧めします。
  • 床面近くには、巾木等を入れ、清掃用具等の接触による割れ対策をしてください。
  • 浴室やサウナ室での使用は、水や熱、湿気等の影響により反りや割れなどの原因となるのでお止めください。
  • 推奨施工下地はせっこうボード(GB-R・GB-F・GB-S、9.5mm以上)、合板(9mm厚以上)、けい酸カルシウム板(比重1.0以上、6mm厚以上)です。モルタル下地の場合は、両面テープが付着しにくいため「タイルエースPro」をご使用ください。
  • 床面で使用する際に適した下地は、根太あり(303mmピッチ)の場合は、合板12mm厚以上または9mm厚2枚重ね、根太なしの場合は、合板24mm厚以上または、モルタルです。
  • 通常の外壁材としては、使用できません。屋内に準ずる部位にのみご使用いただけます。
  • 施工可能な部位等、設計検討時には必ずお問い合わせください。
  • 十分な軒の出があり、激しい降雨でも壁面に雨がかかるおそれのない部位にご使用ください。
  • 突付けて施工すると、本製品の割れ、欠け等の不具合や、部分的な目地の隙間や段差が目立つ場合がありますので、ご注意ください。
  • 工事店様とご相談の上、必要に応じて目地をとるように設計してください。
  • 4mを超える高さには、ご使用いただけません。
  • 推奨施工下地は、コンクリート・モルタル面です。
  • typeM_FLAT 研磨は屋内使用のみのため、ご使用いただけません。

施工・使用上のご注意

  • 弊社が定めた「SOLIDO typeM_FLAT/SOLIDO typeM_FLAT 研磨 推奨施工法」をご確認いただき施工してください。(本ウェブサイトに掲載しています)
  • 本製品は施工されるまで屋内にて保管ください。屋外にて保管する場合は濡れないよう必ず防水シートをかけて保管してください。
  • モルタルやコンクリート製品同様、濡れた部分は強アルカリ性になります。濡れた部分に触れた時はすぐに水で充分に洗い流してください。
  • 商品の意匠的な特性上、すり傷等がつくと目立ちますので取り扱いに注意して施工してください。
  • 後付け付帯物は構造体か脱落の危険のない下地に固定してください。本製品だけに固定すると本製品の破損や付帯物の脱落の原因となります。
  • 一枚一枚の色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)が大きく異なりますので、施工前に色味、外観表面の白華(エフロレッセンス)の確認をして施工を行ってください。
  • 本製品は、表裏面で仕上げ仕様が異なります。本製品の裏面にロット番号および品番を印字しておりますので、表裏を確認して施工してください。
  • 本製品切断加工の際はシングルカッターまたはダイヤモンドカッター(純正品または市販品)をご使用ください。
    ※細かい加工等をする際は、ダイヤモンドカッターをご使用ください。
  • 市販品のダイヤモンドカッターを使用する場合、刃はコンクリート用乾式切断タイプとしてください。また、刃の形状については下図をご確認ください。※木材用、鉄鋼用、窯業系サイディング用は刃が焼付くため使用できません。
    ウェーブタイプ、セグメントタイプ
  • ダイヤモンドカッターによる本体切断加工の際は保護めがね、防塵マスクを着用し、集塵機能付きの切断工具、防塵マット等を敷いて防塵に注意して切断してください。
  • 埃やにおいにより、作業者や入居者の健康を損なわないよう以下の点に注意して施工を行ってください。
    施工時は埃やにおいが室内に充満しないよう必ず換気を行ってください。
    施工後引渡しまでは、室内ににおいが残らないよう十分換気を行ってください。
  • 本製品の補修部材は設定しておりません。
  • 本製品の施工は、「タイルエースPro」もしくは、接着剤「MPX-7」と両面テープ「TMテープW1」を併用して行ってください。
    その他、用途に適した同等品(1液湿気硬化型変成シリコーン樹脂系弾性接着剤)もご使用いただけます。
  • 本製品の床用途での貼り付けには、「タイルエース床用」もしくは、床用途に適した同等品(1液湿気硬化型変成シリコーン樹脂系弾性接着剤)をご使用ください。
  • 本製品の反りや接着不良の原因となりますので、乾燥硬化型(エマルジョンタイプ、溶剤タイプ)の接着剤は使用しないでください。
  • 本製品の表面に施工用接着剤が付着した場合は、硬化する前に広げないようにウエスで拭き取り、
    更にアルコールで拭き取ると取り除きやすくなります。
  • 目地を埋める場合は接着剤が完全に硬化した後に行ってください。
  • 本製品の貼り付け作業開始時に1~2枚剥がして、本製品の裏面に接着剤が均一にかつ9割以上付着しているかご確認ください。塗布状態が均一でない、また付着量が少ない場合、本製品の反りや浮き、脱落による破損のおそれがあります。
  • <タイルエースProによる全面接着工法で施工する場合>
  • 本製品の貼り付け作業開始時に1~2枚剥がして、本製品の裏面に接着剤が均一にかつ6割以上付着しているかご確認の上、施工を始めてください。塗布状態が均一でない、また付着量が少ない場合、本製品の反りや浮き、脱落による破損のおそれがあります。
  • 下地の不陸、製品の厚み、反りを考慮して、極力、段差が出ないように調整しながら施工してください。
  • 下地の不陸、製品の厚み、反りを考慮して、極力、段差が出ないように調整しながら施工してください。製品の反りは、重しをのせて養生することで軽減することができます。
  • 下地は、以下の内容に関して事前にご確認の上、施工してください。
    モルタル下地の表面に粉ふきの多い場合や、表面強度が弱い場合は、接着不良やはがれが発生することがあります。
    下地の不陸は調整してから施工するようにしてください。仕上がりの表面に段差や接着不良、割れが発生することがあります。
    モルタル下地の不陸は、2mにつき、1mm以下としてください。合板継ぎ目の段差については、1mm以下としてください。
    モルタル下地の場合は、十分に乾燥させてから、施工してください。モルタル内部が乾燥していない状態で施工すると、 接着不良や反りが生じます。
  • 下地は、以下の内容に関して事前にご確認の上、施工してください。
    モルタル下地の表面に粉ふきの多い場合や、表面強度が弱い場合は、接着不良やはがれが発生することがあります。
    下地の不陸は調整してから施工するようにしてください。仕上がりの表面に段差や接着不良、割れが発生することがあります。
    モルタル下地の不陸は、3mにつき、7mm以下としてください。合板継ぎ目の段差については、1mm以下としてください。
    モルタル下地の場合は、十分に乾燥させてから、施工してください。モルタル内部が乾燥していない状態で施工すると、接着不良や反りが生じます。また、床施工の場合は、床鳴り、突き上げの原因になります。
  • <MPX-7によるビード接着工法(両面テープ併用)で施工する場合> ※床面の施工には使用できません。
  • 両面テープ、接着剤は、下図のように配置してください。 本体を切断した場合でも、段差や傾きの原因となるため、必ず両端に両面テープを配置してください。
    両面テープ、接着剤の配置
  • 接着剤は、鉛筆くらいの太さ(直径約7mm)で、まるく盛り上げるように塗布してください。 薄く平らに塗布した場合、本製品の反りや浮き、脱落による破損のおそれがあります。
  • 下地は、以下の内容に関して事前にご確認の上、施工してください。
    モルタル下地は、両面テープが付着しにくいため施工できません。上記「タイルエースPro」での施工をご検討ください。
    下地は継ぎ目を含めて、不陸を調整してから施工するようにしてください。仕上がり表面に段差や接着不良、割れが発生することがあります。
  • 目地部から下地材が見える場合がありますので、事前に目地部分の下処理を行ってから施工してください。
  • <金属部材を使用する場合>
  • 出隅を使用する場合は、はじめに出隅を施工し、本体やその他部材を順次施工してください。
  • 部材を施工する際、巾木には「タイルエースPro」または「TMテープW1」、出隅・見切り・目地には「タイルエースPro」または「MPX-7」等を使用して部材を留め付けてください。
  • ビード接着工法で施工する場合、使用する部材に合わせて、両面テープの貼り付け位置を調整してください。両面テープに接触して部材が入らなくなるおそれがあります。
  • 履き物(スリッパも含む)を履いてご使用ください。セメント製品のため端部や継ぎ目の凹凸でケガをするおそれがあります。
  • 床に直接熱が伝わる暖房器具は使用できません。温度上昇により、反り、ひび割れ、目地隙間の発生するおそれがあります。
  • 家具などの重量物を置く場合は、敷板などの緩衝材を敷き、重量が分散するようにしてください。
  • 砂などの持ち込みですり傷が気になる場合は、フロアマット等を設置してください。
  • 履き物や床面が濡れていると滑りやすくなります。フロアマット等を設置して履き物の裏面が濡れて滑らないようにご注意ください。
  • 「HLステンレス目地材」を使用する際は、くし目3mmで下地と本製品裏面の両方に接着剤を塗布してください。下地だけに塗布すると目地材の足部に接着剤が塗布されず、端部の反りや浮きの原因になります。
  • 床用途は、「MPX-7」によるビード接着工法(両面テープ併用)では、施工できません。ご注意ください。
  • 最下段は、地面から離して、本製品に雨水等が滞留しないように施工してください。
  • 本製品の施工は「タイルエースPro」もしくは、屋外用途に適した同等品(1液湿気硬化型変成シリコーン樹脂系弾性接着剤)もご使用いただけます。
  • その他注意事項は、本ウェブサイトの「ご採用にあたり FLAT(屋内壁)」に記載の<タイルエースProによる全面接着で施工する場合>をご確認ください。

お手入れ方法について

  • 日常のお手入れは、乾拭きをしてください。床面の場合は、ほうきや掃除機で砂やほこり等を取り除いてください。
  • 汚れがついた場合は、すぐに水または薄めた中性洗剤を含ませた、柔らかい布(またはスポンジ等)で汚れをふき取ってください。柔らかい布またはスポンジ等で、表面の水分を十分拭き取ってください。※中性洗剤を使用した場合は、柔らかい布またはスポンジ等で中性洗剤を十分ふき取ってください。
  • 製品表面が変質する場合があるので、水または薄めた中性洗剤以外のもので洗浄しないでください。
    ※金属タワシ等の硬いブラシ、高圧水による洗浄やスチーム洗浄の使用は外観を損なうおそれがあるため使用しないでください。
    ※酸性タイプの洗剤を使用すると、白華(エフロレッセンス)が消えることがあります。

    洗浄に使用できないもの
    有機溶剤類(ラッカーシンナー、灯油、石油ベンジン等)、クレンザー類(ジフ、ホーミング、磨き粉等)、酸性・アルカリ性洗剤(マジックリン、マイペット、ドメスト、サンポール等)、漂白剤(ハイター、ブライト等)、その他、業務用洗剤等、本製品を傷めるおそれのあるものは使用しないでください。

  • メラミンフォームやデッキブラシなどによる清掃は表面に微細なキズを付けるおそれがあるため、使用しないでください。
  • ポリッシャー等での清掃は、表面が摩耗して滑りやすくなるため、使用しないでください。
  • 株式会社リンレイ製の「石床用樹脂ワックス」を塗ることで初期外観を維持し、汚れが付きにくくなります。ワックスを使用するとつやが変わりますので、事前にご確認の上ご使用ください。約6か月を目安にワックスの再塗布をご検討ください。
  • 鳥の糞や砂ぼこり、藻、カビなどの汚れを落とす場合には、水で濡らした柔らかいブラシやスポンジ等を利用して少量の水で洗浄してください。水洗いで落ちない場合は、薄めた中性洗剤をご使用ください。中性洗剤を使用した場合は、水で濡らした柔らかいブラシやスポンジ等を利用して少量の水で中性洗剤を取り除いてください。直接壁面に大量の水をかける清掃は、行わないでください。

ご購入の前に

  • ご購入の前に
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    商品改良のため、仕様・外観は予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
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  • ご注文に際して
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