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【私たちの外観づくり#1】純粋なホワイトへの憧れを叶える!

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「外観づくりって何から始めれば良いんだろう?」はじめての家づくりで、そんなふうに考える人は多いのではないでしょうか。そんなときは先輩たちに話を聞いてみるのが一番です。理想の住まいを叶えたご家族に、どのように外観づくりを進めていったのかを聞く『私たちの外観づくり』シリーズ。今回ご紹介するのは、真っ白な外壁が街並みの中で際立つ、大阪府のOさんご家族の住まい。多くの人が憧れを持ちつつも、「汚れやすいのでは?」と心配されがちな「白い外壁」をどのように叶えたのか、お話を聞きました。

目指したのは、飽きないコーディネート。明るい暮らし

大阪南部の閑静な住宅街に、周囲から抜け出して見えるほどフレッシュな白い壁のお家が佇んでいます。明るい木目調の扉から招き入れていただくと、室内は壁や床、家具などが白で統一され、ひときわ明るいリビングが広がっていました。Oさまご夫婦はこの家に、元気な二人の女の子とワンちゃんと共にお住まいです。

使用商品:ネオロック・光セラ18レスティ[QFマックスチタンホワイト]/コロニアル遮熱グラッサ[グラッサ・クールブルー]

新築を考えたきっかけは、「自分たちのサイズにぴったりの空間で暮らしたかったから」。それもそのはず。お二人は、旦那さまが186cm、奥さまが167cmと揃って高身長。そのため結婚後住みはじめた賃貸マンションには窮屈さを感じていました。そこで32坪の土地を取得し、2階建てのゆとりあるマイホームを計画。この家は大きなファミリークローゼットなど、ご夫婦の「こうしたい」が随所に反映されています。では白に統一された印象的な生活空間は、どのように決まったのでしょうか。「私自身は常にトレンド色が気になるため、どんな色を選んでもきっと飽きてしまう。だから長く住む家には一番飽きがこない色を選んでおきたいと考え、白に行き着きました」と奥さま。白を基調にした空間は住んでみるとすっきりして居心地がよく、空間の広がりとゆとりを感じられるそうです。

「元気な子どもが二人もいると毎日がバタバタで、きれいな家を保ち続けるのもひと苦労。外壁のお掃除を気にしなくても美しい外観が保たれるのは、ホントに助かる」と奥さま

そして外壁にもホワイトの外壁材が全面的に採用され、木目調の扉、ネイビーの切妻屋根などの個性的なアクセントと共に、どこか海外の住宅のようにも見える美しい外観を作っています。この外観を計画されたのは旦那さま。「設計士さんからは外壁材を張り分ける提案もいただきましたが、家自体が凹凸のあるデザインで単調になる心配は少なかったし、それならいっそ全面白の方が堂々としてきれいだろうと考えました」。完成後、狙いはバッチリだったと実感。そう聞いて改めて外観を拝見すると、確かに全面張りだからこそ白の美しさがより純粋に感じられます。ただし、このような思い切った外観づくりには迷いもあったとか。「計画段階ではインスタグラムでいろんな住宅の施工例を見てイメージを固めていったのですが、白い家を建てた方が早々と外壁のクリーニングをされている情報を見て、やっぱり汚れやすいのかも…という不安はありました」。

汚れに強い光セラと出会い、理想をあきらめなくていいと思った

いくら美しい家が完成しても、すぐに汚れが目立ってくるようなら盛り上がった気分もたちまち冷めてしまう。クリーニングの費用が高くつくのも困るし…。そんなことを思い悩んでいたご夫婦が外壁材を検討する中で見つけたのが、ケイミューの提供する「光セラ」でした。「光触媒技術が採用されているから、太陽光で汚れが分解されて雨で勝手に落ちていくと聞きました。半信半疑でしたが白にこだわりたかったから、もうそれを信じてみようかと(笑)」。しかも当時折よく発売されたレスティの新色「マックスチタンホワイト」は、その名が示すとおり純粋な白でお二人はこの色味にも強くひかれたそうです。「従来色のミルキーチタンホワイトはやや黄色味のあるやさしい白。これも最初の印象は悪くなかったのですが、いまとなってはマックスチタンホワイトがちょうど発売されて本当に運が良かったと思っています」と旦那さま。柄については「ラウンドウェーブ」も検討されたそうですが、お二人にとってこの柄は整いすぎていて少し甘い印象。乱雑に割られたようにも見える不規則性の強い「レスティ」の方が自然な心地よさを感じられ、光セラ以外に検討した全ての柄の中でも断トツで好みに合っていたとのことです。

爽やかで明るい白の「マックスチタンホワイト」(中央左)と、やさしく温かみを感じる白の「ミルキーチタンホワイト」(中央右)

「ネイビーの屋根にしたい」というのは旦那さまたっての希望。お気に入りのこの色ができるだけ見えるよう、片流れではなく切妻屋根のスタイルを選ばれたのだとか

こうして迷いは消え、光セラの「レスティ/マックスチタンホワイト」を全面に使用し、思い描いた通りの白い家が完成しました。旦那さまは完成した家をはじめて見たとき、想像していた以上に白いことに驚いたそうです。「僕がこれまでに見た家の中で一番白いと思いました。でもそれがとてもカッコ良くて、うれしい誤算でしたね」。日々仕事を終えて家に帰ってくる度に、「いい家に住んでいるな」という歓びが静かに湧き上がってくるとお話しくださいました。

お手入れしなくても白いまま。だから暮らしが色あせない

さてOさまのお家は、建築からすでに2年が経過していますが、その間の外壁の汚れは実際にどうだったのでしょうか。「驚きましたね。お手入れいらずという話は本当でした。日陰でも雨が当たる部分の汚れは勝手に流れ落ちるので、僕らはときどき屋根の下の雨が当たらない部分にホースで水をかければ壁の掃除は完了です。あと壁が美しいままだと相対的に笠木の汚れが目立つから、そこを重点的に掃除しています(笑)」。お二人が外壁を検討している時期には、光セラの汚れ落ち効果を発信されているユーザーがSNS上に見つからず、不安なままの選択でしたが、それだけに実際に効果を実感したときは嬉しくなったそうです。

一人目のお子様誕生後に新居を計画され、旦那さまの実家そばに2020年3月に理想を詰め込んだお住まいが完成。「明るく見える家にしたい」という漠然とした二人の想いは、純白の眩しい外観となって実現しました

改めて外壁を見上げてみても、このお住まいに2年の歳月は感じられません。旦那さまがこだわったネイビーの屋根の凛々しさ。パイン材の質感を持つ玄関ドアの美しさ。軒先のオリーブの樹のかわいらしさ。それらの魅力を、いつまでも輝く白い壁が受け止め、引き立たせています。お二人がかつて思い描かれた「シンプルですっきり美しい暮らし」は、これからもまだまだ色あせることなく続いていきそうです。

雨だれで汚れやすい窓枠の下部分も、光セラの外壁はきれいなまま

夜は外壁にスポットライトを当て、レスティの柄が作る影を楽しまれています

Oさま邸の外観こだわりポイント

  1. 1. ネイビーの屋根を生かすよう白い壁に着目
  2. 2. 白の中でも特に純白に見えるクールな色を採用
  3. 3. あえて張り分けせず全面白で近隣の家と差別化
  4. 4. メンテナンスへの不安から汚れに強い「光セラ」を選択

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