episode 01

SOLIDO誕生

SOLIDO - A brief history -

episode 01

SOLIDO誕生

SOLIDO - A brief history -

始まりは、気鋭の建築家たちとの出会いでした。

イメージ画像

住宅や建築に関わる製品が集まるその会に、ケイミューも招かれて参加していました。鋭い視線をした3人の建築家が、それぞれの製品に次々と厳しい意見を投げかけます。ケイミューのスタッフを見つけた建築家の方々は、矢継ぎ早に話しかけました。
「外国と比べて、日本の住宅地の街並みは誇れるものでしょうか?」 彼らの言葉には、明らかに否定のニュアンスが見てとれました。

イメージ画像

「日本の(戸建て)住宅向けに最もたくさんの屋根(材)、(外)壁(材)をつくっているのはケイミューさんなんでしょ。日本の街並みの美しさに責任があるんじゃないの?」「木風やレンガ風もいいけど、フェイクではない本物の建築素材を創ってほしい。あなた達が使っているセメントも、木や石、鉄などと同じように本物の素材じゃないか。」

イメージ画像

確かに「素材感が良いので、サイディングの裏側を使いたい」という声を幾度か聞いたり、実際に建築雑誌で当社のサイディングを裏返して施工した住宅の記事を見たことがありました。

そこで改めて私たちは、今まで気にしていなかった「素材の価値」を見つめ直し、SOLIDO誕生への第一歩を歩み始めました。