episode 04

情緒でつながるSOLIDO

SOLIDO - A brief history -

episode 04

情緒でつながるSOLIDO

SOLIDO - A brief history -

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『日月窯』作品とSOLIDO

気鋭の建築家にインスパイアされて生まれたSOLIDOですが、建築から離れた世界でも、その風合いに着目してお使いいただく機会が増えています。


「陶芸」はそのひとつ。
福岡県うきは市の窯元『日月窯』の陶芸家である福村龍太氏は、日々作陶に取り組み、その道を究めようとされています。
その傍らにSOLIDOが寄り添い、作品の敷台として使われています。一見すると個性的なイメージがあるSOLIDOですが、過度に主張することなく、静謐な空間に佇み、主役である陶器を引き立てています。
「陶器と同じように、自然な風合いが気に入っています」と福村氏。

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『花器工藝 汀(みぎわ)』作品とSOLIDO

『花器工藝 汀(みぎわ)』作品とSOLIDO

「生け花」の世界でもSOLIDOが使われています。大阪市北区のギャラリー『花器工藝 汀(みぎわ)』は、好みの花器を選んで自由に花いけを愉しむ人たちの笑顔が絶えない空間。生け花とは草花だけではなく、周りの風景を含めて愛でるもので、 その風景の一部としてSOLIDOが選ばれることがあるとのこと。SOLIDOの彩度を抑えた色合いが、緑と相性よく、 草花を引き立てる効果があるようです。生けられた草花が心地よさそうに見えるのは、我々の贔屓目でしょうか。


いずれも脇役的存在のSOLIDOですが、ご使用いただく方の想いを汲みとる素材として、建築の枠を超えて愛される素材でありたいと願います。