episode 05

SOLIDOラボ

SOLIDO - A brief history -

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SOLIDOラボ

SOLIDO - A brief history -

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古い工場建屋の一角に、SOLIDOのラボはあります。
鉄骨トラスがむき出しの高めの天井、薄暗い空間。
片隅には、出来映えに納得いかず放置されたままのプロトタイプの数々。そんながらくた置き場かおもちゃ箱かわからない不思議な空間に、意外にもさまざまなお客様が集まります。著名な建築家、プロダクトデザイナー、アーティスト、風変わりなサラリーマン、そして何をされているのか分からない人・・・


著名な方にも、ほとんど報酬をお支払いしてないのですが、交通の便が悪い、SOLIDOと試作品しかないところに足を運んでもらい、我々と熱い議論を交わせて、 アドバイスをいただいたりします。
本当にありがたいことです。

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どうしてお力添えをいただけるのだろうか。
これは私見になりますが、「建築家は、その土地の過去に由来したそこにあるべき素晴らしい住宅を設計し、また素晴らしい公共建築を生み出します。しかし、彼らが提供できる建築の絶対数は極めて少なく、その間に何倍ものあまり”良くない”ものができ上っていることに心を痛めているのではないか。日本の家屋に多くの屋根・壁を供給しているケイミューをなんとかしなければと考えての行動ではないか。」と思いを馳せています。

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今日もそんな熱い想いを抱かれているであろう建築家やデザイナーが、SOLIDOのラボを訪れます。
我々もその期待に応えるべく、心地よい緊張感をもって、迎え撃ちます。