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知りたい!ケイミュー
【こんなところにも“ケイミュー!”#3】EXPO2025大阪・関西万博編 閉会間近!盛り上がる万博会場でケイミューを探せ!?
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建物を眺めながら散歩するのも、街歩きの楽しみのひとつ。SOTOMOの街歩きでは、「こんなところにもケイミュー!」という視点で、建物に使われているケイミューを探して、いろいろな街やスポット、お店などを巡ります。第3回目は、10月13日の会期終了に向けて連日賑わいをみせている大阪・関西万博会場からお届けします。
ケイミューの外装材は、50以上のパビリオンや共用施設に採用されています
半年に渡って開催された大阪・関西万博も、いよいよ佳境を迎えています。来場者数も2000万人を突破、閉幕に向けて大いに盛り上がりをみせています。万博は、世界の多様な国々が、それぞれの伝統、文化、建築などを持ち寄って共に過ごす地球最大の楽しいイベントでもありますが、現代社会が抱える様々な課題を解決し、より良い未来を築く「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するという目標をもっています。建築家やデザイナーたちが設計を担ったパビリオンでも、再利用可能な素材を使用したり、環境に配慮した設計がなされるなど、会場自体が持続可能な社会のあり方を体現しています。じつはケイミューも大阪に本社を構える外装材メーカーとして、持続可能な社会の実現と地域貢献を果たしたいという想いから、ブロンズパートナーとして大阪・関西万博に協賛し、24の施設に外壁材を提供しているほか、全部で50以上の施設に採用されています。

共用施設をモダンに仕上げる「フィエルテ」
ケイミューの外装材は日本国内で戸建て住宅で高いシェアを持つだけでなく、中高層建築などの非戸建市場や、海外でも広く使われています。なかでも万博会場の施設に主に使用されている外壁材「フィエルテ」はセメントを主原料とした窯業系サイディングで、コンクリート、大理石、コールテン鋼、大谷石、アイロンなど、さまざまな素材が持つ「不均一さ」や「風合い」を表現することで、本物の素材に近いリアルな表情を生み出す人気の外壁材で、建物全体をモダンですっきりとした印象の外観に仕上がります。万博会場で「フィエルテ チタン アイロン」を採用したスタイリッシュな建物をいくつか見ていきましょう。

大阪・関西万博ケイミュー商品採用MAP

1. 東ゲートゾーン

2. 西ゲートゾーン

3. EXPOメッセ「WASSE」

4. AからFの6棟からなる共同出展パビリオン「コモンズ」

5. 海外パビリオンを中心に25館、世界28カ国が集まる共同館、飲食店のマーケットプレイス、ミャクミャクハウスなどがある人気エリア「エンパワーリングゾーン」

6. 水上ショーが行われる「ウォータープラザ」付近
「フィエルテ/QFフィエルテ チタン アイロン」

古代の書物「竹簡」がモチーフの中国館に採用された「新フラット16」

中国館は海外パビリオンの中でも最大級であり、ひときわ目を引く存在です。建物は紙が発明される以前の古代中国で使われていた書物「竹簡」をモチーフとし、巨大な竹の板を広げたようなデザインとなっています。外壁には、中国の歴史を象徴するように、金文、篆書、隷書、行書、楷書の5つの異なる書体で119の漢詩や名文が刻まれています。これは建築物自体が、中国の歴史や文化を表現するアート作品であり、来場者はその壮大な巻物の間を歩くことで、悠久の歴史の中に入り込んだかのような体験をすることができます。

7. 中国館の柱の間の外壁に採用されているのが「新フラット16/デイジー チタン オレンジ」。フラットなデザインが無理なく建物と調和する
「新フラット16/デイジー チタン オレンジ」

ネパール館の伝統様式にも馴染む屋根「コロニアルグラッサ」

全参加国の中で最後に完成したネパール館の中心には、金色の仏舎利塔(ストゥーパ)が配置されています。これはネパールの仏教徒にとって、とても神聖な場所でありパビリオン全体のシンボルになっています。建物は、首都カトマンズの旧市街で見かける伝統的な建築様式を再現し、レンガ造りの壁に切妻屋根、そして精緻な木彫装飾が施されています。館内は、仏像や曼荼羅、民族楽器、伝統的な工芸品などが展示されており、民族音楽を聴きながら、まるでネパールを実際に訪れたような感覚を体験できます。

8. 伝統的な建築様式のネパール館の屋根に採用されているのが「コロニアルグラッサ/グラッサ・ボルドーレッド」。横一文字葺きで、和洋を問わずさまざまなスタイルに似合う
「コロニアルグラッサ/グラッサ・ボルドーレッド」

こんなところにも“ケイミュー!”大阪・関西万博編はいかがたったでしょうか。閉幕に向けてさまざまなイベントが開催され大いに盛り上がりをみせていますが、こんな風に各国パビリオンや共用施設の建物に注目して散策してみるのも楽しみのひとつ。SOTOMOの街歩きでは、「こんなところにもケイミュー!」という視点で、建物に使われているケイミューを探していろいろな街やスポット、お店などを巡っていきます。