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【住まいが豊かになる「庭」づくり#2】理想を叶えた、8つの「過ごせる庭」

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「庭で過ごす時間が増えると、必ず暮らしが豊かになります」と語るガーデンデザイナーの林恵美子さん。お客様からの庭のお悩みを、林さんはどのように解消し、快適に過ごせる「庭」をつくったのか。お客様の理想を叶えた8つの事例をご紹介します。

Case.@ 幅3メートルの敷地が、快適なアウトドアリビングに

隣や外からの視線が気になって庭で過ごすことができないというご相談がありました。敷地幅が3メートルと広くなかったので、その中でどのように快適な空間をつくるかがポイントでした。懸案の視線対策は、圧迫感が出ないように下部は壁、上部はフェンスで1300mmの目隠しをつくり、ベンチを壁づけにすることで食事をするときも回遊できる動線を確保しています。

お客様の声

昔は考えられなかったことですが、毎日のように庭で食事をしています。
庭で過ごせない生活は、もう考えられないと思います。

Case.A 豊かな植栽で四季折々の自然が感じられるように

旦那さまはもともとアウトドア好きで庭で過ごしたいという希望を最初からお持ちでしたが、奥さまはどちらかというとインドア派だったので、奥様に庭で過ごすことを楽しんでもらうことがポイントでした。樹種を豊富にして植栽を整えることで、風で葉が揺れる音や鳥の声を聞きながら四季を感じることのできる庭になっています。奥さまも今では、食器や雑貨、家具なども自分で持ち込んで、庭での時間を楽しんでいらっしゃいます。

お客様の声

日が暮れるまで庭で過ごして、寝るぎりぎりまで庭を眺めています。
庭は一瞬として同じときがないから、見ていて飽きません。

Case.B 庭をコンクリートで埋め尽くさなくてよかった

ビフォー写真のように砂利から雑草が生えてメンテナンスが大変というご相談でした。当初は、全部コンクリートで固めて欲しいと言われたのですが、それはさすがにもったいないと、できるだけメンテナンスに手間のかからないようデザインしました。植栽は最低限にし、花壇やプランターを上手に取り入れて心地よいグリーンを確保しました。奥の芝は、人工芝です。大きなシェードを設け、過ごしやすい空間になっています。

お客様の声

庭への価値観がものすごく変わりました。とても感謝しています。

Case.C 朝も昼も夜も、庭で過ごしています

芝生や和風の樹木がある庭を過ごせる庭にしたいというご要望をうけてリフォームをさせていただきました。こちらのシェードは、手動で屋根のルーバーを開閉できる大変便利なものです。日差しを調整することができますし、屋根はプライベートな屋外空間をつくるのにぴったりです。こちらのご夫婦はお気に入りの屋外家具を一つずつ増やし、ますますお庭時間を楽しんでいらっしゃいます。

お客様の声

私たちのこれからの人生に美しい彩りを与えてくださったように感じます。

Case.D 使わなかったウッドデッキが、家族の憩いの空間に

もともとカーポートを付けたいというご相談でいらっしゃったのですが、実際に内見させていただくとビフォー写真の敷石を見ていただくとおわかりのように、まったく使ってないウッドデッキがあったのです。そこで、カーポートを付ける前に、ウッドデッキのスペースを庭にしましょうとご提案しました。敷地2.2mという幅が課題でしたが、フェンスで目隠しをし、壁付けのベンチとコンパクトなテーブル&チェアで戸外にすごせる空間をつくりました。小さな戸外のスペースでも、素敵な時間を過ごせることがわかっていただけたのが嬉しかったです。

お客様の声

今日は、朝、昼と食事を外でとり、家族はベンチで昼寝しております。狭い庭とあきらめていましたが、こんなことができるなんて!生活に潤いが生まれた感じです。

Case.E 庭で過ごすという長年の夢が叶いました

手前が道路で庭が丸見え、芝をメンテナンスするのに手間がかかるとお困りで、どのように目隠しをして快適な空間をつくるかが課題でした。道路の向こうには隣家が立っていることも考慮して、周囲を壁で囲み、床はメンテナンスに手間のかからないタイルを敷きました。コーナーに植栽を取り入れることで、壁の圧迫感を和らげているのもポイントです。

お客様の声

長年の夢が叶って、大変満足しています。妻も趣味の花の手入れを楽しんでいます。

Case.F ワンちゃんだけでなく、ご家族が楽しめる庭に

ワンちゃんのために庭をつくってあげたいとご相談を受けました。もともと玄関へのアプローチは敷石と砂利が敷かれたオープンな空間でしたので、門扉とフェンスを取り付けてクローズドにし、ワンちゃんが安心して走り回れる空間をつくりました。テーブルセットも用意して走り回って喜ぶワンちゃんを眺めながら、ご家族も庭で過ごしてもらえるようにしました。

お客様の声

庭で食事をする楽しさを知り、今は、その時間を作るために早く起き、その時間を楽しむために仕事からも早く帰るようになりました。

Case.G とりあえずのデッキが、ガーデンパーティが開ける素敵な庭に

こちらの庭もよく見るケースで、南に面した開口部にウッドデッキを付けたものの、外から丸見え、夏は暑いので使わなくなってしまったそうです。敷地は十分あるのに、本当にもったいないと思いました。ご家族が過ごすスペースにだけ壁とフェンスを取り付け、日よけに折り畳みできるシェードを設置し、快適なアウトドアリビングをつくりました。後日、ご夫婦の結婚記念日に奥さまへのサプライズで弊社のガーデンパーティサービスをご利用いただき、奥様の嬉しそうな顔を見て、私もとても嬉しかったです。

お客様の声

妻のあんなに嬉しそうな顔を久しぶりに見ました。私達夫婦にとって2回目の結婚式を挙げているようなパーティでした。一生の思い出にします。

最後に 住まいづくりで「庭」を考えることの大切さについて

お客様それぞれが思い思いに過ごす「庭」の様子をご覧いただきました。過ごせる「庭」をつくると住まいや暮らしは、もっと豊かになります。食事をしたり、リラックスしたり、家族で過ごす時間ももっと増えるでしょう。 庭で過ごす時間が増えると、庭をいつもきれいに手入れするようになり、庭で過ごす時間がますます好きになります。家づくりを思い立ったら、ぜひご家族でどのように庭で過ごしたいのか、頭の中に思い描いてほしいと思います。

「こんな庭があったらいいのに」「庭のこんなところに困っている」など、庭に関するご希望やお悩みがありましたら、以下よりお問い合わせください。

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ケイミューでは、外観からはじめる家づくり「ソトカラデザイン」で、さまざまなプランをご紹介しています。今回の記事でお話を伺った林恵美子さんには、ガーデンデザイナーのプロフェッショナルの視点から、モダンな都心の家に自然を取り入れたくつろぎのあるプラン「ソトカラガーディングCITY」と、機能性とデザイン性を備えたグリーンを楽しめるプラン「ソトカラガーデニングOUTDOOR」をご提案いただきました。

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